2023/04/07 17:28

魚突きをする上で息を長く持たせて長く潜るのは有利に魚突きをするコツでもあります。
レストタブを使用する事で無駄な握力を使わずに潜水出来るため結果長く潜れたりします。
しかし、誤った使い方や危ない接続をすれば大変危険です。
ゴムを引いている状態で手銛のゴムが切れても、ハンドストラップが切れても、また、ウイッシュボーンが抜けてもゴムのパワーがMAXから0になるだけで手銛自体は発射されません。
しかし!
レストタブの銛に付けるフックが外れたらどうなるでしょう?
答えまで ↓
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1
手銛は不意に発射されます。
超危険です。
目の前に人でもいたら大惨事です。
なので当方のレストフックは抜け防止の細工をしております。

金具の先をくるっと巻いてスッポ抜けないようにしています。

この抜け防止の細工がスッポ抜けを防ぐためより安全に使用できます。
しかし、絶対に安全であるとは言い切れないのがレストタブと言うものです。
レストタブを使用する際はもしかしたらを考えて、常に銛先には注意しましょう!
レストフックを銛に設置する方法は
レストフックを設置したい任意の位置に
エポキシ接着剤を軽く塗りレストフックを仮置き。
次に、綿100%のタコ糸で糸と糸の隙間が出来ないようにキツく引っ張りながら強く縛りつける感じで持ち手側のレストタブの先端が引っかかる部分以外を全て糸巻きします。
糸巻きが完了したら糸巻き全体を覆うようにエポキシ接着剤を塗布していきます。ここで、前途のように綿100%のタコ糸を使用しているとエポキシ接着剤がタコ糸に浸透していくのがわかります。浸透した接着剤はタコ糸をつたい手銛本体まで到達するため手銛と一体化します。
糸巻きに釣り糸や化学繊維の紐を使うとエポキシ接着剤がせき止められ表面に塗っただけになりがちなため浸透する糸を使用するのがポイントです。タコ糸が理想ですが、釣竿用の握り糸なども適しています。

ネット上には様々なレストタブやレストフックが見られますが水中抵抗を完全無視したような超巨大なフックも見られます。
レストフックは極力小さくシンプルが良いと思うため当方のフックはステンレス線を使用しています。
レストタブ、レストフックは水中抵抗に大変大きな影響を及ぼす装置であり、安全面においても危険を伴う装置なため慎重にご使用ください。